ホッフキルシュ
ヘンティ・ピノ・ノワール
ビクトリア, オーストラリア
ホッフキルシュはオーストラリアの中でも珍しい場所にあります。ドイツの地名をもち、人気のリースリングは完璧にドイツ風です。涼しい気候で、灌漑を行わないだけでなく、有機栽培を徹底しており、デメテールの認証を受けています。ワインは天然酵母と長い発酵期間を用いる自然な方法で造られ、清澄化や濾過、その他の安定化処理は行わずに手作業で瓶詰めされます。ここで生産されるリースリング、ピノ・ノワール、シラー等のワインは、しみじみとした深みと味わいを持った絶品のワインです。また、オーストラリア国内においてマーケティング活動はいっさい行っていません。
ワイナリーは1990年代、ジョンとジェニファーのナゴルカ夫妻が羊を飼育していた8ヘクタールの有機牧場をブドウ畑に改造して始まりました。
医学知識のあるジョンは従来の栽培方法によって起こる問題に関心を抱き、ビオディナミ農法への転換を決心しました。ビオディナミ農法は自然環境にも生産物にもやさしく、味も格段に良くなることを確信したのです。
ホッフキルシュという名前は、今はタリントンと呼ばれる地元の村の古い名前からつけられました。1850年代にベルリンの近郊にあるザクセンからのドイツ人移民が定着した地域です。地名はなんと第一次世界大戦の後に地方議会によって強制的に変更されたとか。
ブドウは、ビクトリア州の南西端にあるグランピアン・ヒルの麓、高度約250mのなだらかな北向きの傾斜地に植えられています。ブドウ畑の生態系は完全にナゴルカ夫妻の土地の中だけで成り立っており、隣りあう土地が反有機的な処理を受けていても影響は全くありません。粗い砂利の上に高鉄分の玄武岩質ローム層が重なった石だらけの赤土の土壌は、粘土層が地中深くに形成しやすく、水はけがよいが保水力も高い状態になる。灌漑を行わないためブドウは養分を求めて地中深くまで根を伸ばし、これが上質なワインには欠かせないテロワールを産み出します。
ブルゴーニュに似た涼しい気候で、夏は程よい雨が降り、秋はほぼ毎年、実りの多い鮮やかな季節になります。
ホッフキルシュのワインは、全てドメーヌでビオディナミ農法で栽培されたブドウを醸造、ボトリングしています。
ヴァインは、ホッフキルシュの日本における正規輸入代理店です。ドメーヌから直接リーファーコンテナで輸入しています。


